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奈良「長谷寺」
2020年04月26日
お寺とか徘徊してます
 長谷寺は、山号を豊山とし、朱鳥元年(六八六年)、道明上人が天武天皇のために「銅板法華説相図」を初瀬山西の岡に安置したことにはじまり、のち神亀四年(七二七年)、徳道上人が聖武天皇の勅願によってご本尊十一面観世音菩薩を東の岡にお祀りになりました。徳道上人は観音信仰にあつく、西国三十三所観音霊場を開かれた大徳として知られ、長谷寺はその根本道場とも呼ばれるゆえんであり、長谷詣、長谷信仰は全国に広がりました。
 ご本尊十一面観音菩薩は近江国高島から来た楠の霊木を用いて三日間で造り上げたといわれ、全国に広がる長谷観音の根本像です。御身の丈三丈三尺(十メートル余)、右手に錫杖を持ち、平らな石(大磐石)の上に立つ独特なお姿をしています。
(長谷寺パンフレットより抜粋)※普段は見れない十一面観音菩薩像。年二回の特別拝観日にしか公開されないそうです。